Spiritual Journey

私は小中学校の時は、学校教育の科学信奉者で、宗教的なものや今で言うSpiritual的なものは大嫌いだった。人は死ねば化学分解して炭素や水素のような元素になるだけだと決めつけていて、生きている人間の思考、感情、尊厳やらの意味は、ただ自然界の物質の化学反応としか理解していなかった。この理解で生きていこうとしていたので人生は苦しくてしょうがなかった。

molecule (Small)

体調を崩し、どうしようもない時に、友人の勧めで生長の家という宗教の練成会にでたことがきっかけで、目に見えない存在に気がついて人生観が180度転換した。その後も、いろいろな宗教書を読み漁り、人間が物質的存在でないということが段々とわかってきて、それ以来Spiritualをベースにした人生を今日まで歩んできた。

しかしながら、私の場合にはNECという会社に入って、小学校の時から好きだったエレクトロニクスの世界を現実のビジネスとしてずっとやってきた。一般的にSpiritualな人たちは、現実のNon-Spiritualなビジネス世界とあまり馴染んでいないけれど、私は2つをできるだけ切り分けて、会社では全くSpiritualな話もしないし、奇怪な行動をすることはしないで通した。私生活ではSpiritualの勉強を続け、会社では普通のビジネスマンで生きることで、殆んど問題はなかった。

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そのせいもあってか、現実の私のビジネスの生活世界ではNEC,外資系会社3社を順番にキャリアアップして、途中困難な次期もあったが、なんとかうまく進んでこれた。55歳になって、さすがに現実世界もやり尽くした感じが強くなり、Spiritualとのギャップに耐えられない時期が来て、会社をバッサリ辞めた。いきなり無収入になってしまったが、55歳であれば、これからなんとか現実世界もやりなおせると思って決めた。仕事では、海外の40カ国以上にビジネスで行くこともできたし、様々なExciting Experiencesを体験できた。これらの多くの体験をできたことは有り難いことだった。

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Spiritualについては、生長の家、霊友会、白光真宏会、キリスト教、密教、Dale Carnegieなどの成功法則、輪廻転生、神との対話、前世療法、引き寄せの法則、Bashar、日蓮宗..そして現在はEchkhalt Tolle、瞑想、禅などとなっている。それぞれについて、その当時は、かなり徹底的に勉強をして実行をしようとしたので、だいたいそれがどんなものかは理解していると思う。

Eckhalt Tolleに出会って、「私は勉強して知識を集めたけれど、結局それがあまり本質的なSpiritualではない」とわかってきてしまい、自然と、あまりSpiritualの本を読まなくなった。今は、過去に集めた知識を、直感的に少しずつ体験にしたいとの日々を過ごしている。毎日をゆっくり、淡々と過ごしている。平行して、現実のビジネス世界としては、息子の会社のサポートもしながらなので、ちょうどいい修行体験の場も提供されている。

WalkingYourPath (Small)

昨年にかけて、かなりはっきりしたシンクロニシティ現象が身の回りに起こってきている。ちょっと私にしてみれば奇跡的な現象だ。これらについては、また別途書いていく。とりあえず、ざっくりとしたMy Spiritual Journeyをまとめてみた。(2016年3月)

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