[瞑想の話からの引用]
結局、人間の状態は2種類しかありません。
完全に「いま」に在るか、それともマインドの世界に在るか。
リアリティーの中に在るか、幻想の中に在るか。
記憶という素材を使って、想像力を駆使し、幻想の世界に住んでいる人のなんと多いことでしょう。
その世界は、判断、比較、善悪、非難、罪悪感、希望、失望、嫉妬、憤慨、優越感、劣等感に満ちています。
そして、記憶そのものは実に曖昧なものです。
それは事実の断片の印象に過ぎません。
あろうことか、その記憶が、悩み、苦しみ、心配の種になっています。
たとえ一秒前のことも記憶に過ぎないのです。
「いま」に帰ってくれば、それが目覚めです。
瞑想は、「いま」にあることを容易くしてくれます。
瞑想中も相変わらず古い習慣の思考は発生し続けることでしょう。
コツは、それらを出しっぱなしにして、とらわれないこと。
その中に引き込まれ同化しないこと。。
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