最近、夜中の瞑想統一を続けている。カルマの業想念と無心の状態、つまり統一の状態の違いがはっきり認識できるようになった。こうして違いがわかるようになると、今までの人生でいかに無駄なエネルギーを消費しつづけてきたがが理解できるようになる。
通常は、想念の波、嵐のなかにどっぷりつかっているので、別の自分が存在することさえ理解できない。瞑想というのは、想念の嵐の中から脱出して、雲の上、風雨のない成層圏に上がることだ。そうしてはじめて、こんな静かな平和な世界が存在していることに気づく。でも、普通は嵐のまっただなかにいるので、わからない。
昨日のきづきについて、少し書いておきたい。
言葉で表現することは難しいが、今日は、十数年続けてきたトレーディングが成功しない理由が納得出来た。顕在意識では、明確にどうすればよい結果がでるのか、理論も実践的知識も含めてよくわかっているのだが、いざ実際の状況に置かれると、全く異なった行動をとってしまう。
このことは、以前会社に努めていたときに、ルーセントの社長が本社の意向を無視し続けて、ある日突然、社長を首にされた事件と同じことだと理解した。あのときの社長は、東大卒、NTT役員などの経験者なので、自分の置かれている状況も、本社の動向ややりかたも、よくわかっていたはずだけれど、業想念カルマにどっぷりはまっているので、わかっていても行動をコントロールできなかった。本社の意向を無視し続ける行動は誰がみても目に余るほどだった。
カルマの力は絶大、というより絶対なのだけれど、それはなかなか信じられない。自分の理性が物事をきめることができるように信じているからだ。これはすべての事象について言えることだ。引き寄せの法則The Secretが発表されブームになって既に10年以上が経過した。ネットで調べてみるとまだまだ、続編の出版がされており読者が多い。宇宙的な法則はわかっていても実践することは難しい。というより、カルマの嵐の中にいる限りは、どうあがいても無理なのだ。
瞑想の中に入っていたときに、このことが理解、納得できた。
逆に、カルマの嵐から脱出し、宇宙空間にでていれば、ほとんどの労力を使わずに現象界をスムーズに過ごすことができる。宇宙のちからは、無限の叡智もあり、すべての現象を、心のあり方Beingにあうように律することができる。
今日は、その第一歩になる体験をしたのかもしれない。