どうすれば思考を止めることができるのか?
非常に重要なポイント。Addiction 中毒症状は麻薬や飲酒やいろいろあるが、一番たいへんで治すのが困難なものが思考中毒だ。思考は、真の想像力を妨げるし、様々な問題を発生させる。思考を止めようとしてもこれが中々簡単にはいかない。具体的にどうすればいいのか。sense the presence 一言でいうとこうなるが、簡単ではない。
マインドは狡猾な方法で、知らない間にあなたを思考の泥沼に引きずり込んでくる。
思考を止めることがいかに難しいことか、本当にエックハルト・トールの教えを実践しようとすると、この難しさに驚いてしまう。古の聖者達が何年も修行を積んでいることの意味が少しずつわかってくる。知性でエックハルトのプレゼンスを理解することは簡単だが、体得できるにはいったい何年、いや何十年かかるのかわからない。このビデオの質問者は、素直な質問をしているが、残念ながら、このエックハルトの回答で、解決策が出たわけではない。
質問者の悩みは、エックハルト・トールが薦める「思考のない状態」になろうと、実践しようとすればするほど思考は活発になって増々No thoughtから遠ざかっていく。このジレンマにどう対応したらよいかということ。
ここでは、プレゼンスの状態と、いつの間にか思考に囚われている状態の微妙な違いについて説明されている。思考から離れるには、まずこの違いについて明確な理解が必要でしょう。でも、これはIntelectual understandingになっては、またいつの間にか思考の世界に入ってしまう。ただ、「あっ、そうなんだ」と気づくだけ、それ以上理屈をこねない。そして、あまり四苦八苦しないで、ただ素直に、自分の思考が流れていくのを見つめている。そんな練習を積んでいくことでしょう。
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