形の世界には山あり谷あり、人生はそうなっている。どんなにうまく人生計画や仕事の計画を10年先まで作って、成功していても形の世界はいつかは終りが来る。山から谷に、谷から山へ、今どんなに悪い状態にいようとも、これも永遠に続くわけではない。
表面的な形の世界に(world of form)に執着している限りは、山と谷の間を行き来して一喜一憂の人生が繰り返される。でも、自分が今どの状態にあろうともスペース(space or stillness)の世界に繋がっており、そこから現象の世界をみていれば、形の世界にとらわれず静寂の中に生きることが出来る。
誰でも山の頂にいる時には、それほど人生について悩んだり考えたりはしない。谷の時に、なんでこんな問題が起こったのかと悩み苦しむ。そんな時に、一度、形の世界から形のないスペース(stillness)の世界に目を向けると何か解決の糸口が見えてくる。
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