夢と現実のギャップー成功法則セミナーの落とし穴

seikou (Custom)

起業しビジネスを成功させたいと願う人々が必ず出会うのは、「成功をお手伝いしてくれる」セミナーや教材だ。誰でもが、初めて挑戦するので、わからないことだらかだから、必ずウェブ検索して何か役に立つ情報を探します。すると、「成功した起業家がセミナーで成功の秘訣を伝授します」と言ったたぐいのサイトがたくさん出てきます。

大抵の場合、結構お高いです。「最強の成功する商材、オリジナル特典付き!」…ちょっと見ただけでも、目を引かれる言葉が次々と飛び込んできますね。成功哲学という言葉もよく知れ渡ったフレーズで、随分昔から売れ続けています。セミナーや体験談の集会などに、次々と参加して時と時間を惜しみなくつぎ込んで、気が付くと年だけとって貧しい生活を続けているという例もかなりあるのではないかと感じています。

特に成功哲学系では、成功した人が「セミナーで成功」していることが多いですね。決して悪くはないのですが、この成功した人たちを支えている(お客となってお金を提供している)のは、セミナーを受けている人達です。どうも、私にはしっくりこないものがあります。1週間そこらセミナーを受けたくらいで起業し、ビジネスで大成功をすることは、非常にまれなのが実情でしょう。

私が思うには、例えばあるレストランでもITサービスでもいいですが、自分で起業して成功した人は、本業で忙しくて、こんなセミナーなんかやらないと思います。よく株の投資で「ズバリ当たる大化け株を毎週紹介!」なんていうサービスがよく有りますが、本当に当たる株がわかるんなら、自分で投資するでしょう。人に紹介して、紹介料をもらうようなめんどくさいことやらないですよね。

落ち着いて考えると直ぐにわかりますが、相当な数の人々は、このような話に乗っていきます。それが、セミナービジネスが昔から存続し続ける理由です。

では、これらのセミナーが無用かというと、多くの貴重な情報を提供してくれることは間違いありませんし、うまく利用すれば役に立つものも多いと思います。一つ気をつけたいのは、セミナーを受けたので自分が成功できると思い込まないようにすることです。大きな夢をもち続けることは大切だと思いますが、現実は思ったより厳しいと覚悟をすることが重要です。そうすることによって、より成功確率の高い計画や、慎重な活動をすることができるし、最悪の事態に事前に対応策を考えるリスクマネジメントも出来るようになるでしょう。くれぐれもセミナーに多くの期待をかけ過ぎないようにしたいものです。

otoshiana

====同じようなことを言っている人がいました(ネット検索で)ので参考までに===========

(途中省略しています)

「成功法則の教材で借金地獄に陥った」
「成功法則や、成功哲学の本を読んで実践しているが、全く何も変化がおきない。時間とお金が無駄になってしまった」
私はこのような人を多く知っています。
成功したくて、成功法則の本を読んだり、教材を買ったりしているのに、これでは本末転倒と言うしかありませんね。
しかし実は、世の中には、前述のように成功法則や成功哲学に振り回されている人が非常に多くいます。
とくに、成功法則マニアとか成功法則オタクと呼ばれている人は、そういった傾向が強いように感じます。

少し大きめの書店に行けば、成功法則、成功哲学、自己啓発系の本がずらりと並ぶコーナーが、必ずといっていいほどありますし、成功関係の書籍も次々と発刊され、その広告を新聞等でよく目にします。
それだけ成功したいという人が多いということでしょうか?
実は私も、昔はこの手の本を漁るように読みまくっていた時期があります。難病と借金で苦しんでいたときです。
「なんとかこの状況から脱出したい」
この一念で本を読んでいました。

(略)

しかし、あるときふとした疑問を感じました。

それは・・・

「成功法則系に興味をもって、いろんな本を読んだり、セミナーに参加している人ほど、なんだか成功から遠い所にいるような気がするし、成功していない気がする」

(略)

友人で成功を収めた彼が、ポツリと次のように言いました。
「○○さん、俺いつも思うんですけど、俺の友達を見ていると、成功法則や自己啓発系の本をたくさん読んだり、セミナーなんかに参加しているやつよりも、そういったものに関心がない奴のほうが成功しているのはなぜなんでしょうかね?」

…….

======================================================

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次